育成年代の指導の在り方も少しづつ変わってはきていると思いますが、なにより問題だと感じるのは、子どもたち自ら自由にサッカーという遊びを発展させるような環境が少ないことだと思います。
いま、日本の子どもたちは自由にボールで遊べる環境が極めて少ない状況です。ボール遊び禁止の公園が多く、サッカーチームに入らないとプレーする機会を得られない。またそのサッカーチームにおいても只々大人の考えるサッカーを強いられているとしたら…
これでは、サッカーの本当の楽しさを知る由もなく、ストリートサッカーのような自然な形の創造性や圧倒的な個性が育まれないと思います。
我々大人が管理すべきなのは、子どもたちよりもむしろ、勝手に育っていく環境なのではないかと思います。
フットサルとほぼ同じコートでGKを含めて6人でプレーします。ルールがフットサルよりもフットボールに近く、技術や状況判断力を磨くだけでなく、空中戦など競り合いの強さも培うことができ、サッカーのダイナミックさとフットサルの緻密さの両方を兼ね備えた競技となっています。
メッシを始め、アグエロ、ディバラ、イグアイン、ディマリア、テベス、アイマール、リケルメ等々。世界でも有数の圧倒的なタレント揃いのアルゼンチン。小学生年代では、協会が主催する大会が10歳から始まるため、それまでは、至る所でバビーフットボールが行われている。 そして、10歳からはサッカーとバビーフットボールの両方を行う傾向にあります。